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ちわわんと言うハンドルネームと、タイトル名と、この名前を作ってから・・・いつの間にやら 20年余りも経過しちゃったなぁ~・・・あの頃は、タグ打ちの時代で、同じ名前は登録できなかった時代だったのになぁ~~~・・・Windows95のホームページの時代から考えると、すごいわよねぇ。。写真もコメントもさくさく入れられるようになっちゃって驚いちゃうわよね( *´艸`)

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ひとりごと・・

ちわわん

Author:ちわわん
知り合った多くの友人たちに。
感謝をこめて。

↑写真はぷりんちゃん15歳6ヶ月と20日(2015年6月20日没)と
3年前に5月7日に17歳で亡くなったその母ムーバです。

静岡市在住の。
ご近所の犬ともだちさんへ。
ありがとうの言葉を添えて☆

長い犬人生と映画など色々。
20年程前のホームページも合体しました。
これからもよろしくお願いいたします。


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「Kids Return キッズ・リターン」 1996年 北野武監督 その5
「Kids Return キッズ・リターン」 1996年 北野武監督 その5

『キッズ・リターン』原作:ビートたけし 田村章著  

☆ーーー☆ーーー☆ーーー☆ーーー☆

”ふしあわせという名の猫がいる
 いつも わたしにぴったりよりそっている”

大の字に寝転がったマサルに、
寺島が、ゆっくりと近づいていく。

大の字に寝転がったシンジの横に、
かがみ込んだレフリーが、
腕を振り下ろしながら、カウントする。

寺島が振りかざした日本刀が、
月の明かりを弾く。

重田がリングに投げ入れた白いタオルが、
虚空を舞う。

マサルの右腕から真っ赤な血が噴き出した。

チャンピオンの右腕が、高々と差し上げられるのを、
シンジはぼんやりと見た。

救急隊員が四人がかりで運ぶ担架から、
ヒロシの右腕が、だらんと垂れ下がった。

木村と柳田が、
寺島や幹部たちに、頭を小突かれながら
倉庫を引き揚げていく。

シンジは無人の控え室で服を着替える。
会場の歓声が、ひときわ大きくなる。
メインイベントで、シンジと同い歳の挑戦者は、
みごと世界タイトルを奪取したらしい。

ボンネットがひしゃげたタクシーが、
レッカー車で、用水路から引き揚げられる途中、
ルームミラーの端にひっかかっていた
天使の人形が ぽとりと落ちた。

マサルはよろめきながら立ち上がる。

シンジはボストンバックを提げて
控え室を出て行く。

救急車の赤い灯が、
闇に長く尾を引いて滑っていく。
サイレンの音が、それに少し遅れて、追いすがる。
やじ馬の老人が、
遠ざかっていく救急車のテープランプに掌を合わせて、
頭を垂れた。

”子供の頃、”と、寺山修司は書き付けた。
”自分の生命線がみじかいと人に言われて、
 釘で傷つけて、掌を血まみれにしたことがあった。
しかし、ほんのすこしばかりの
釘で彫った肉の溝も、
傷が癒えると共に消えてしまい、
わたしの生命線は、やっぱり短いままであった。
生命線ばかりではなく、知能線も短かったし、
運命線に到っては、
あるかなきかの如くであった”

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