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 茶の味     2004年 石井克人監督   その8

茶の味     2004年 石井克人監督   その8


★ 色と形 色を重ねると形になる   
 

創りかけの公園 
ラストシーンはここで 撮影される。
そこで無心に 色を塗り続ける男がいる。


映画美術のエイジングのプロである 百瀬達夫さん


エイジングのプロというのは 「汚し」と呼ばれる
セットや空間を 古く見せる塗装方法。
単にリアリティがあるだけでなく 絵を描くようなタッチは
百瀬達夫さんだけの 独特のスタイル。

仕事中の百瀬さん 
どんなところででも 身体は正面を向いている。
どんなところででも 目線は真っ直ぐである。
常に身体を動かす。
当たり前のことであるが、こうでなければ
正確で繊細な仕事はできない。
ここに 百瀬さんのすごさがある・・

と紹介されて 映し出されていくのは
最後の公園のシーンの ひとつひとつ。
なんと 葉っぱから 遊具から 質感からを
全てを塗装で演出しているのだ。
その工程の見事さ・・
すごすぎるし 面白い。
これぞまさしく 職人芸だ。

やはり ここまでこだわってこそ 初めて 
すばらしい映画と いうものが出来ているのだな・・と実感する。

このコーナーを見るだけでも さすがの一作。


ーーーーー★    −−−−−     ★ーーーーー



あと 愛蔵版には4冊の本がついている。
これは 物語りの終盤で オジーが書き残していった
家族の姿の ぱらぱら絵。
ハジメ。ノボル。美子。幸子。
この4人のばらばら絵の本が 装丁もそのままに
再現されて 4冊の本になっている。
なんと細かく緻密に描かれていることか。

愛情こめて製作されている その心意気がわかる。
手に取ると あたたかさが伝わってくるような感じだ。



ーーーーー★    −−−−−     ★ーーーーー


もう一人
2枚目DVDの インタビューの中で 気になる人が
守山モリオ役の 森山開次さん


石井克人監督に言わせると

イメージの動きの出来る人

すごい変な動きを ずーっと永遠にしているシーンがあって
これはかなり気持ちが悪いなぁーと
でもなんか 妙に感動があったっていうか

今までの踊りの概念
僕が知ってる範囲ですけど・・
その、だいたい、その、現代っぽい踊りとかは
なんかその くせになるという動きとか
してるじゃないですか、
そういうんでもなくて けっこう熱情的でもなくて

なんか 、 なんだろうなあ
こう、見ている方が
えっという 感じになれるっていうか
表現しているのか してないのか
よくわからない感じで
それなのに ちゃんと決まっている感じ

その辺が
ああ この人は特殊なんだと思って
それで ちょっと おいしいなあと思って この感じは
ちょっと 映画に出したいなあって思っていたんだけど

まあ
どこで出すかっていうのは ぜんぜん考えてなくて
このダンサーの人だけは 絶対に出てもらおうって言うのがあって
で、
実際 どこに出すかっていうのがあって
出てもらおうかなって 思っているときに
けっこう 
アヤノがけっこう 言いたいことがいえて そこで出会うっていう

なんでも ないところで
出てもらうのがいいかなって
それで けっこう 踊ってもらったら

どんぴしゃで キタ!っていうか
これだ!っていう感じで
良かったわけですねー。


森山開次さん
 本業は コンテンポラリーダンスという分野になるんでしょうか。
 自分で踊りの表現を 模索して、
 いつも 踊って生活をしています。

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あと面白かったのは
加瀬亮さんと三木俊一郎さんの
電車の中の オタクたちとカメラマンのシーン。
ここも好きだなああ。。

語りつくせませんが ぜひどうぞ。



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