『あ・うん』 向田邦子:原作 1989年
「居酒屋兆治」「夜叉」の降旗康男監督が映画化。
前に見たときには とても素敵な映画だったという記憶があり、
今回『夜叉』をみたこともあって、
もう一度、20年近く経っていたが、 観て見た。
なだらかな人の心の 機微のある時代、
今とはちがった、
緩やかな段取りの中で生活し、
せわしなく働きつつも、
まだまだ、
人の心の つながりの強かった時代。
人を信じるという心に 惑いがなく、
歪曲せずに、
まっすぐに、人をまるごと信じきれた
心のお話。
慎ましやかが、美徳な時代であり、
出すぎ、やりすぎず、
深く詮索しすぎず、
いつも、ほどほどの所で
友情を保ち続ける関係。
相手の心を察することで
成り立つ 大人の関係のお話。
門倉修造 (高倉健さん)
水田仙吉(坂東英二さん)
水田たみ(富司純子さん)
この三人の 絶妙な呼吸感。
間合い勘所とも いうかな。
三人が、とても 良い位置にして、
お互いを見つめあい
お互いの魂を 尊びあっている。
たんたんと、
さらさらっと、演じて観せているのは、高倉健さん。
いつもの 男っぷりの強い、ヤクザだったり、
おもーーい過去を背負い込んだ 男像とは違う。
さらっと軽く、
そして、良い男を演じている。
男っぷりも、心根も、
キップモいいおとこ。
”あ・うん”
・・・そういえば昔。
鞍馬山に行ったときには、
あ・うんの虎が居て、驚いた。
なんとも 可愛らしい顔をした虎だった。
八方除けで有名な寒川神社には、
あ・うんの日本犬が居た。
これも なかなか珍しく、目を惹いた。
あ・うんの狐は お稲荷さん。(笑)
あ・うんの牛や、猪の居るところもあったな。
あ・うんにも、色々あるものである。
ゆったりと流れる中に、
あ・うんの呼吸の 人々の語らいの時間が流れる。
ふわぁ〜〜〜っとした 気持ちになれる映画です。
懐かしいところでは、三木のり平さんが。
真樹蔵人さんの 若いこと。。
「居酒屋兆治」「夜叉」の降旗康男監督が映画化。
前に見たときには とても素敵な映画だったという記憶があり、
今回『夜叉』をみたこともあって、
もう一度、20年近く経っていたが、 観て見た。
なだらかな人の心の 機微のある時代、
今とはちがった、
緩やかな段取りの中で生活し、
せわしなく働きつつも、
まだまだ、
人の心の つながりの強かった時代。
人を信じるという心に 惑いがなく、
歪曲せずに、
まっすぐに、人をまるごと信じきれた
心のお話。
慎ましやかが、美徳な時代であり、
出すぎ、やりすぎず、
深く詮索しすぎず、
いつも、ほどほどの所で
友情を保ち続ける関係。
相手の心を察することで
成り立つ 大人の関係のお話。
門倉修造 (高倉健さん)
水田仙吉(坂東英二さん)
水田たみ(富司純子さん)
この三人の 絶妙な呼吸感。
間合い勘所とも いうかな。
三人が、とても 良い位置にして、
お互いを見つめあい
お互いの魂を 尊びあっている。
たんたんと、
さらさらっと、演じて観せているのは、高倉健さん。
いつもの 男っぷりの強い、ヤクザだったり、
おもーーい過去を背負い込んだ 男像とは違う。
さらっと軽く、
そして、良い男を演じている。
男っぷりも、心根も、
キップモいいおとこ。
”あ・うん”
・・・そういえば昔。
鞍馬山に行ったときには、
あ・うんの虎が居て、驚いた。
なんとも 可愛らしい顔をした虎だった。
八方除けで有名な寒川神社には、
あ・うんの日本犬が居た。
これも なかなか珍しく、目を惹いた。
あ・うんの狐は お稲荷さん。(笑)
あ・うんの牛や、猪の居るところもあったな。
あ・うんにも、色々あるものである。
ゆったりと流れる中に、
あ・うんの呼吸の 人々の語らいの時間が流れる。
ふわぁ〜〜〜っとした 気持ちになれる映画です。
懐かしいところでは、三木のり平さんが。
真樹蔵人さんの 若いこと。。
週間寺島進!プレイバックXXXX!
その中で語られていた『夜叉』より、
『夜叉』 1985年 降旗康男監督 高倉健主演
映画って おもしろいよねぇー
まるっきり、忘れてしまっていても、
その古い映画を観ると、
その映画を観たときのことなんかを、
想いだして、
悦にいってしまう。
ああ。この映画、
だれそれと行ったよなぁ・・・とか。
今はもう付き合いもない、
逢う事もない人とだったりね。
ふと、 そんな時のことを思い出した。
高倉健さん。
むかし、この人の映画、観たなぁ。
だけど、今、ほとんど、
なにひとつ 覚えていない。
むしろ外国映画のものの方が、
脳裏に、鮮明に思いだす。
ふしぎなものだ、映画って。
ああ。。。。。。
出だしの画面を観て、思い出した。
そうだ、こんな映画だったと。
男の哀愁と、”不惑の年”の迷いの映画。
人間は日々、迷いながら生きている。
生きていくしかない。
記憶の底にあった場面は、
この黒いセーターと、背中の刺青と。
この場面が好きだった。
田中裕子さんの笑い顔が たいそう
魅力的に見えたっけ。
そして、女の強さ・・気魄か。
好きな男の子供を 次々と妊娠し
生み、育てていこうとする女心。
ただ、子供の側には 立って居ない母の姿だな。
男の背中の哀愁が びっしりと出ている映画。
冬の雪景色の美しさと厳しさが、
しんしんと降る中に、
ハーモニカの音色と共に
伝わってくる。
男の痛みっていうのかな。。
どうぞ。
殺陣・宇仁寛三さん
この時のことが 週間寺島進で語られています。
http://terajimasusumusan.blog37.fc2.com/blog-entry-426.html
刺青・毛利清二さん
少し劇画チックな絵の 夜叉姫の刺青です。
その中で語られていた『夜叉』より、
『夜叉』 1985年 降旗康男監督 高倉健主演
映画って おもしろいよねぇー
まるっきり、忘れてしまっていても、
その古い映画を観ると、
その映画を観たときのことなんかを、
想いだして、
悦にいってしまう。
ああ。この映画、
だれそれと行ったよなぁ・・・とか。
今はもう付き合いもない、
逢う事もない人とだったりね。
ふと、 そんな時のことを思い出した。
高倉健さん。
むかし、この人の映画、観たなぁ。
だけど、今、ほとんど、
なにひとつ 覚えていない。
むしろ外国映画のものの方が、
脳裏に、鮮明に思いだす。
ふしぎなものだ、映画って。
ああ。。。。。。
出だしの画面を観て、思い出した。
そうだ、こんな映画だったと。
男の哀愁と、”不惑の年”の迷いの映画。
人間は日々、迷いながら生きている。
生きていくしかない。
記憶の底にあった場面は、
この黒いセーターと、背中の刺青と。
この場面が好きだった。
田中裕子さんの笑い顔が たいそう
魅力的に見えたっけ。
そして、女の強さ・・気魄か。
好きな男の子供を 次々と妊娠し
生み、育てていこうとする女心。
ただ、子供の側には 立って居ない母の姿だな。
男の背中の哀愁が びっしりと出ている映画。
冬の雪景色の美しさと厳しさが、
しんしんと降る中に、
ハーモニカの音色と共に
伝わってくる。
男の痛みっていうのかな。。
どうぞ。
殺陣・宇仁寛三さん
この時のことが 週間寺島進で語られています。
http://terajimasusumusan.blog37.fc2.com/blog-entry-426.html
刺青・毛利清二さん
少し劇画チックな絵の 夜叉姫の刺青です。
『シコふんじゃった。』 1992年 周防正行監督、脚本
日本アカデミー賞(1992年)第16回 作品賞、監督賞(周防正行)、
主演男優賞(本木雅弘)、助演男優賞(竹中直人)
ブルーリボン賞(1992年)第35回 作品賞、監督賞(周防正行)、
主演男優賞(本木雅弘)
報知映画賞(1992年)第17回 作品賞、主演男優賞(本木雅弘)、
主演女優賞(清水美砂)
キネマ旬報賞(1992年)第66回 作品賞、監督賞(周防正行)
毎日映画コンクール(1992年)第47回 日本映画大賞
高崎映画祭(1992年)第7回 作品賞
と、まあ。すごい賞の数々。。
こんなにこの作品取ってたんだ。。
と、いまさらに知って 驚いている私です。
この映画を見た時には、
そんなこととは、露知らず。
この作品は、みなさん、
強烈に印象に残っている人が多いのでは、ないだろうか?
と、思う作品。
私としては、この作品の方を、先にみてしまっていて、
その後に、『ファンシーダンス』の方を、見たのだが、
製作年数からいくと、
逆だったのだな。。。と。はじめてしった。
記憶というものは、あいまいで、
ましてや、この頃になると、怪しいかぎりである。
喉元までも、出掛かってはいても、
その先に出てこないなんて いうことが、
ままあるのだが、情けないものだ。
この『シコふんじゃった!』の映画を
今、現代の、多くの若い人たちにこそ、
観てほしいかな。。と思える作品で、
マイナーな相撲部を通しての、
多くのメッセージが、受け手によって、
多種多様にも、伝わってくるものが色々ある。
今風な若者の生き方を通して、
楽をして、世渡りうまく生き残っていくか、
不器用でも、
一日、一日を大事に生きていくか。。
の差である。
自分なりに、今しかない青春を、
懸命に、生きるということも、
必要ではないか?
地味ではあっても、
自分が満足できる充実感を得る。
そんな学生時代を、送ってほしいかな。
若いときは2度ない。。
また、この正子という、女性のあり方にも、
ほろろろ。。。と、共感してしまう。
ねばり強く、我慢強く、忍耐強い。
決して表には出しゃばらず、
そっと力づけてゆく 優しさ。思いやり。
そんなものも、心をうつ 作品である。
めいっぱいに、
自分の、今を、生きる若者であってほしいとの、
願いをこめて、
この作品は、若い人達に、沢山みてほしい。
また、竹中直人さんの
捨て身とも思える、コミカルな演技が、
もうもう、笑いどころとなっている。
ほんと、上手な方だよねえ。。
ピーの時の 動作には 笑ってしまった。
泣かせて、笑って、
なんて素敵な作品なんだろう。
六平直正さんが、
髪の毛 ふっさふさでご出演、
珍しいかもお。
日本アカデミー賞(1992年)第16回 作品賞、監督賞(周防正行)、
主演男優賞(本木雅弘)、助演男優賞(竹中直人)
ブルーリボン賞(1992年)第35回 作品賞、監督賞(周防正行)、
主演男優賞(本木雅弘)
報知映画賞(1992年)第17回 作品賞、主演男優賞(本木雅弘)、
主演女優賞(清水美砂)
キネマ旬報賞(1992年)第66回 作品賞、監督賞(周防正行)
毎日映画コンクール(1992年)第47回 日本映画大賞
高崎映画祭(1992年)第7回 作品賞
と、まあ。すごい賞の数々。。
こんなにこの作品取ってたんだ。。
と、いまさらに知って 驚いている私です。
この映画を見た時には、
そんなこととは、露知らず。
この作品は、みなさん、
強烈に印象に残っている人が多いのでは、ないだろうか?
と、思う作品。
私としては、この作品の方を、先にみてしまっていて、
その後に、『ファンシーダンス』の方を、見たのだが、
製作年数からいくと、
逆だったのだな。。。と。はじめてしった。
記憶というものは、あいまいで、
ましてや、この頃になると、怪しいかぎりである。
喉元までも、出掛かってはいても、
その先に出てこないなんて いうことが、
ままあるのだが、情けないものだ。
この『シコふんじゃった!』の映画を
今、現代の、多くの若い人たちにこそ、
観てほしいかな。。と思える作品で、
マイナーな相撲部を通しての、
多くのメッセージが、受け手によって、
多種多様にも、伝わってくるものが色々ある。
今風な若者の生き方を通して、
楽をして、世渡りうまく生き残っていくか、
不器用でも、
一日、一日を大事に生きていくか。。
の差である。
自分なりに、今しかない青春を、
懸命に、生きるということも、
必要ではないか?
地味ではあっても、
自分が満足できる充実感を得る。
そんな学生時代を、送ってほしいかな。
若いときは2度ない。。
また、この正子という、女性のあり方にも、
ほろろろ。。。と、共感してしまう。
ねばり強く、我慢強く、忍耐強い。
決して表には出しゃばらず、
そっと力づけてゆく 優しさ。思いやり。
そんなものも、心をうつ 作品である。
めいっぱいに、
自分の、今を、生きる若者であってほしいとの、
願いをこめて、
この作品は、若い人達に、沢山みてほしい。
また、竹中直人さんの
捨て身とも思える、コミカルな演技が、
もうもう、笑いどころとなっている。
ほんと、上手な方だよねえ。。
ピーの時の 動作には 笑ってしまった。
泣かせて、笑って、
なんて素敵な作品なんだろう。
六平直正さんが、
髪の毛 ふっさふさでご出演、
珍しいかもお。
『銀座の恋の物語』1962年
心の底まで しびれるような
吐息が切ない ささやきだから
泪が思わず わいてきて
泣きたくなるのさ この俺も
東京で一つ 銀座で一つ
若い 二人が 初めて逢った
真実(ほんと)の恋の 物語
誰にも内緒で しまっておいた
大事な女の真心だけど
貴男(あなた)のためなら 何もかも
くれると言う娘の いじらしさ
東京で一つ 銀座で一つ
若い二人の 命をかけた
真実の恋の 物語
やさしく抱かれて 瞼をとじて
サックスの嘆きを 聴こうじゃないか
灯りが消えても このままで
嵐が来たって 離さない
東京で一つ 銀座で一つ
若い二人が 誓った夜の
真実の恋の 物語
お馴染みの曲である。
○『ぐるりのこと』の舞台挨拶でも
「別れても好きなひと〜♪」と一節を歌い
「生まれて 初めて泣いた映画が 『銀座の恋の物語』
で 浅丘ルリ子さんが すごく良かった!」
○週刊文春の対談でも
六本木の俳優座で やってた
日活アクションシリーズで
「銀座の恋の物語」を観て 泣いたりしえて (笑)
かわいそうルリちゃん・・・・
裕次郎さん カッコいいなあ」って
18.9で右も左も わからないがきだったけど、
そのときは勘で、
「おれは 映画に向いている。」と思ったんです。
と。
よっぽど 若き日の 寺島進さんの
心に残った 映画だったのだろう。
ちょっと興味を持って 見たみた。
『夜霧よ今夜もありがとう』は中学時代に
同級生達と見に行った記憶があるのだが、
この映画の方は さすがに覚えていない。
今回、じっくりと見てみると、
つっこみどころはあるにしても
とても きれいで 心あたたかな作品だ。
なんとも 話の流れが美しく
すんなりと 昭和37年代の世界へと
のめりこむことができた。
当時の若者の憧れの町、銀座、
当時、一番お洒落で 流行の最先端だったろう銀座、
ファッションも なにもかもが 中心であったろう銀座、
その町が、そのまんまそこに写されている。
銀座松屋デパートや その他もろもろの店々が
今も りっぱに営業している店も
数多く映っている。
銀座4丁目の交差点の 大時計も。
この数年後、
私達の中学、高校時代には、
ソニービルが建ち、お洒落な遊び場だった。
珍しい最先端な物が、 沢山展示され売られていた。
そして不二家でお茶をする・・・
と、言うのが デートコースだった。
また この映画には
まだまだ人情厚い人たちが、
この銀座に 沢山居た時代の物語だ。
焼き芋屋のおばちゃん、たこ焼き屋のおじちゃん、
同じアパートに住んでいる住人達の 横のつながり、
仲の良い 連帯感と 人の良さ。
他人の事でも わがことのように、喜び、
一緒に 泣き 笑い
心の底から 心配し
面倒を見合う人情が描かれている。
ご近所のおばさんまでが 心配し 気遣ってくれる。
そんな心の優しさと 繋がりが描かれている。
主人公次郎(石原裕次郎)とチャ子ちゃん(浅丘ルリコ)の
この二人の 愛の絆と、
この二人を取り巻く 周りの人たちの
あたたかさが 沁みる作品である。
この頃の映画に多かった すれ違い物、
『あの橋のたもとで』とか・・ね。
そんな味わいも含んでいながら ちゃんと
ハッピーエンドで終わるのがいいね。
これを撮った監督さん、後年
『南極物語』や『キタキツネ物語り』を撮られている。
なるほど。だから 画面が美しく迫力があるのか。
そして 変わらぬ 温かみのある
情愛を描いていたのね。
恋愛の情と、人情と、動物への愛情と、
”なさけ”をも描いている方だったようだ。
よかったら ぜひどうぞ。
昭和37年頃の 銀座なんぞも おつなもの。
心の底まで しびれるような
吐息が切ない ささやきだから
泪が思わず わいてきて
泣きたくなるのさ この俺も
東京で一つ 銀座で一つ
若い 二人が 初めて逢った
真実(ほんと)の恋の 物語
誰にも内緒で しまっておいた
大事な女の真心だけど
貴男(あなた)のためなら 何もかも
くれると言う娘の いじらしさ
東京で一つ 銀座で一つ
若い二人の 命をかけた
真実の恋の 物語
やさしく抱かれて 瞼をとじて
サックスの嘆きを 聴こうじゃないか
灯りが消えても このままで
嵐が来たって 離さない
東京で一つ 銀座で一つ
若い二人が 誓った夜の
真実の恋の 物語
お馴染みの曲である。
○『ぐるりのこと』の舞台挨拶でも
「別れても好きなひと〜♪」と一節を歌い
「生まれて 初めて泣いた映画が 『銀座の恋の物語』
で 浅丘ルリ子さんが すごく良かった!」
○週刊文春の対談でも
六本木の俳優座で やってた
日活アクションシリーズで
「銀座の恋の物語」を観て 泣いたりしえて (笑)
かわいそうルリちゃん・・・・
裕次郎さん カッコいいなあ」って
18.9で右も左も わからないがきだったけど、
そのときは勘で、
「おれは 映画に向いている。」と思ったんです。
と。
よっぽど 若き日の 寺島進さんの
心に残った 映画だったのだろう。
ちょっと興味を持って 見たみた。
『夜霧よ今夜もありがとう』は中学時代に
同級生達と見に行った記憶があるのだが、
この映画の方は さすがに覚えていない。
今回、じっくりと見てみると、
つっこみどころはあるにしても
とても きれいで 心あたたかな作品だ。
なんとも 話の流れが美しく
すんなりと 昭和37年代の世界へと
のめりこむことができた。
当時の若者の憧れの町、銀座、
当時、一番お洒落で 流行の最先端だったろう銀座、
ファッションも なにもかもが 中心であったろう銀座、
その町が、そのまんまそこに写されている。
銀座松屋デパートや その他もろもろの店々が
今も りっぱに営業している店も
数多く映っている。
銀座4丁目の交差点の 大時計も。
この数年後、
私達の中学、高校時代には、
ソニービルが建ち、お洒落な遊び場だった。
珍しい最先端な物が、 沢山展示され売られていた。
そして不二家でお茶をする・・・
と、言うのが デートコースだった。
また この映画には
まだまだ人情厚い人たちが、
この銀座に 沢山居た時代の物語だ。
焼き芋屋のおばちゃん、たこ焼き屋のおじちゃん、
同じアパートに住んでいる住人達の 横のつながり、
仲の良い 連帯感と 人の良さ。
他人の事でも わがことのように、喜び、
一緒に 泣き 笑い
心の底から 心配し
面倒を見合う人情が描かれている。
ご近所のおばさんまでが 心配し 気遣ってくれる。
そんな心の優しさと 繋がりが描かれている。
主人公次郎(石原裕次郎)とチャ子ちゃん(浅丘ルリコ)の
この二人の 愛の絆と、
この二人を取り巻く 周りの人たちの
あたたかさが 沁みる作品である。
この頃の映画に多かった すれ違い物、
『あの橋のたもとで』とか・・ね。
そんな味わいも含んでいながら ちゃんと
ハッピーエンドで終わるのがいいね。
これを撮った監督さん、後年
『南極物語』や『キタキツネ物語り』を撮られている。
なるほど。だから 画面が美しく迫力があるのか。
そして 変わらぬ 温かみのある
情愛を描いていたのね。
恋愛の情と、人情と、動物への愛情と、
”なさけ”をも描いている方だったようだ。
よかったら ぜひどうぞ。
昭和37年頃の 銀座なんぞも おつなもの。
『ウエディング・バンケット』 1993年 アン・リー監督
いくつになっても親は親
子供の事が かわいくてしょうがないのだ。
愛情表現の有無、その他、いろいろあるにしろ
子供の可愛くない親は居ない。
子供の事が 頭から
すっかりと無くなるなどと言うことは
ありえない。
しかし。
えてして、子供の方はどうだろう?
いろんなことに 思い当たり、気づき、
いろんなことが わかってくる頃には、
自分自身も 親の年齢になっている。
そんなものだ。
『ハッシュ!』を見たときに
この映画を 真っ先に思い出した。
第43回ベルリン国際映画祭(1993年)に
最高賞の金熊賞を取っている。
ゴールデングローブ賞 外国語映画賞
アカデミー外国語映画賞にも ノミネートされた。
見られた方も 多いことだろう。
物語の大筋としては
台湾人のウエイトンと アメリカ人のサイモンとの
ゲイのカップルが アメリカマンハッタンで
幸せにつつましく暮らしている。
だが 本国に居る 彼の両親は その本質を知らない。
それで結婚を、孫を楽しみに 彼に催促してくる。
もうひとり グリーンカードの欲しい 画家の女性がいる。
それで 偽装結婚を思いつくのだが、
ひょっとしたことで 赤ちゃんも出来てしまう。
結局は 父親二人と女性と、そして子供。
3人で暮らすことを選択してゆく。
ここで描かれている 父親が素晴らしい。
何も言わない。何も見ていない。
そんな風にも見える 厳格な父親なのだが、
どうして、どうして、
粋な計らいが 最後に見える。
その父親の存在の 素晴らしさが 光る映画である。
よければぜひどうぞ。
ゲイの息子だったことに 気がついたときの
父親の微妙な 親心、
これが 秀玉です。
台湾に帰っていくときの、
最後のシーン。
父親が両手を大きく上げて
ゲートの検査を受けるところがあるが、
なにか、その姿が、
大きな大きな 翼を広げている
鶴の姿にも 見えるから 不思議だ。
鶴の舞、親鳥の愛、なにか
そういったものが ここで すべて見えるのだ。
このアン・リー監督の『いつか晴れた日に』
この映画もすばらしい。
ケイト・ブランシェット・・(タイタニックのヒロイン)
ヒュー・グラント・・(モーリス・ラブソングが出来るまで)
エマ・トンプソン アラン・リックマン
などの 豪華出演で 心に残る名作です。
こちらも よかったら ぜひどうぞ。
いくつになっても親は親
子供の事が かわいくてしょうがないのだ。
愛情表現の有無、その他、いろいろあるにしろ
子供の可愛くない親は居ない。
子供の事が 頭から
すっかりと無くなるなどと言うことは
ありえない。
しかし。
えてして、子供の方はどうだろう?
いろんなことに 思い当たり、気づき、
いろんなことが わかってくる頃には、
自分自身も 親の年齢になっている。
そんなものだ。
『ハッシュ!』を見たときに
この映画を 真っ先に思い出した。
第43回ベルリン国際映画祭(1993年)に
最高賞の金熊賞を取っている。
ゴールデングローブ賞 外国語映画賞
アカデミー外国語映画賞にも ノミネートされた。
見られた方も 多いことだろう。
物語の大筋としては
台湾人のウエイトンと アメリカ人のサイモンとの
ゲイのカップルが アメリカマンハッタンで
幸せにつつましく暮らしている。
だが 本国に居る 彼の両親は その本質を知らない。
それで結婚を、孫を楽しみに 彼に催促してくる。
もうひとり グリーンカードの欲しい 画家の女性がいる。
それで 偽装結婚を思いつくのだが、
ひょっとしたことで 赤ちゃんも出来てしまう。
結局は 父親二人と女性と、そして子供。
3人で暮らすことを選択してゆく。
ここで描かれている 父親が素晴らしい。
何も言わない。何も見ていない。
そんな風にも見える 厳格な父親なのだが、
どうして、どうして、
粋な計らいが 最後に見える。
その父親の存在の 素晴らしさが 光る映画である。
よければぜひどうぞ。
ゲイの息子だったことに 気がついたときの
父親の微妙な 親心、
これが 秀玉です。
台湾に帰っていくときの、
最後のシーン。
父親が両手を大きく上げて
ゲートの検査を受けるところがあるが、
なにか、その姿が、
大きな大きな 翼を広げている
鶴の姿にも 見えるから 不思議だ。
鶴の舞、親鳥の愛、なにか
そういったものが ここで すべて見えるのだ。
このアン・リー監督の『いつか晴れた日に』
この映画もすばらしい。
ケイト・ブランシェット・・(タイタニックのヒロイン)
ヒュー・グラント・・(モーリス・ラブソングが出来るまで)
エマ・トンプソン アラン・リックマン
などの 豪華出演で 心に残る名作です。
こちらも よかったら ぜひどうぞ。





