寺島進さん覚書

稲村ジェーンを見たときに あれこの人・・と 異彩の人を見つけた。 そのまま ぼぉっと眺めてきたが・・ この人の眼を追いかけてみようとおもった。 忘れないように。。覚えておこう。
 


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とんぼ   1988年 TBS  その2


とんぼは やっぱ 極楽トンボからきているんだろうか?

それしか思いつかないが、
この作品を見ている間中、
まあ・・長渕剛さんの歌は みんなどれもそうなんだが、
歌に インパクトがあって、
ずっと耳に残る。

この作品の歌も、
かっては どこでもかしこでも 流れていたように思う。

長渕剛さんも 一時期は一世風靡した時代があって、
なんでもありのお方だったのだが、
そういえば、この頃 テレビでお見かけしなくなってしまった。
石野眞子さんと結婚離婚、志保美悦子さんとの再婚、
国生さゆりさんとの浮名・・と、
けっこう華やかな話題の 多い人だったなあ。

どうなさっているのだろうか?

作品自体には 男らしさが凝縮されていて、
”渇”のある、
気合のこもった 作品が多かった。

この作品をみて 影響を受けた・・云々という
せりふも なにかの映画の中に あったような・・ 

そのくらい 当時の男の人をも 虜にした作品だった。
これによって
ヤクザ人口が 増えちゃったのかもしれないね。。
あはは。    

ーーーーー★    −−−−−     ★ーーーーー

クンクンクン・・
印象に残っているのは 
主人公の英二が やたらと食べ物の匂いを
クンクンクンと嗅ぐところだ。
いちいち 匂いを 嗅いで確かめてから 食べ物を食べるのだ。
そのしぐさが ずうっと後々までも 眼に残って
思い出せて笑えた。


この主人公英二さん。
ある意味、
自分自身の、人を見る眼が なかったということに
なるのだろうか。

自分が信じて ついていった 親でもあるような親分が、
最低最悪の人物だったのだが、
それならば なぜ、
彼は この人を 一生をかけても惜しくない人物だと
見込んで 信じ 盃を受けたのだろうか?
・・なんてね。疑問がわいてしまう。

寺島進さんは その最低の組長の 下っ端さん。
賭け賭博の 賭博場に詰めている組員の一人だ。

耳の上に煙草を一本 乗っけている。
白の上着に 派手派手の赤のプリントシャツ、
黒のズボンに、 白のエナメルベルト、
人相もワルっぽい こずるそうな顔つきである。

「お前も えらくなったのぉ〜」とか いっちゃって
広島弁みたいな感じで喋るのだ。

耳には 大きな金色のピアス。
デザインは 安全ピンだったりする。

血がドバ!ドバ!!

ま。。この耳が ちょん切られちゃったりするんだけどねえ。。
そのシーンがあまりにも 強烈で 鮮烈で、陰惨で、
ここだけを覚えているという 友達が数人いたくらいだった。
だけど その切られた本人が 寺島進さんだったかは
覚えていないというひとが ほとんどだ。

またこの頃の寺島進さんに 共通しているのは。
どこを見ているんだか 居ないんだか、
見ているところの 焦点が定まっていないような
目つきをしていることだ。

俗にいう 
あっちへ いっちゃってる系の目つき・・が多い。
それが 怖いくらいなのだ。


「綺麗な耳をしてるなぁ〜 
  俺こっちないのぉ〜〜 
   お前の兄貴によぉー ばさ!・・・」
と。
英二の妹に からむ場面があるけれど。。
この時の 悪そうな目も 怖い。
つま先歩き方すら危ない人で 怖すぎる。

しかも耳には 黒い蓋のような 耳カバーが掛けられている。
不気味な 危ない系の人である。

もともとは殴られ役だった 寺島進さん。
ばしんばしんと 長渕さんに殴られ蹴られ、
あげく 耳はちょん切られ、、
いいことなし。。の お役ですが。
しっかりと 万人の記憶には 焼きついいると思います。

また。事務所の電話で、
賭博の注文を 受けている場面では、

「いつも、どうもありがとうございます。
 あ?寺島さんですか?
 3−2?○○・・ ですね?」

って ノミ賭博の電話の応対に
自分の名前を いかにもお客様の名前のように
言っているのが笑える。

お茶目だね。  (笑)

あとは すごく後味悪く 印象に残っているシーンに

英二が路上で残党に めためたに刺されて 
血だらけで ぼろぼろになりながらも なお
ポケットから 煙草を一本 取り出して 
それを ちまちまっと吸う姿・・・
これが  目に焼き付いていていて
後年 
話の内容は覚えていなくても そこだけが 浮かんだ。
苦いドラマだ。

一生懸命な寺島進さんを どうぞ。


余談だが・・
昔ベーターで撮ったビデオ・・どうしてくれる?と
いいたいね。。

今もブルーデイになったけど。。
東芝製品を買ってしまった 私には。。
むむむ。。。
だね。
書くと長くなるから・・やーーめた。


     
とんぼ   1988年 TBS  その1



コツコツと アスファルトに刻む足音を、
踏みしめるたびに、
俺は俺であり続けたい
そう願った。

裏腹な心たちが見えて やりきれない夜を数え、
逃れられない闇の中で、
今日もねむったふりをする。

死にたいくらいに憧れた、
花の都、大東京、
薄っぺらの・・・・

あぁ〜しあわせのとんぼよ〜 どこへ〜
お前は どこへとんでゆく=
あぁ〜しあわせのとんぼが〜 ほら〜
舌をだして 笑ってらぁ=


ーーーーー★     −−−−−     ★ーーーーー



海の中から 黒のチャップリン風にも見える スーツと帽子で、
長淵さんが 傘をさしたまま
歩いて出てくるシーンが 印象的だ。
昔ワンタッチの傘のメーカーが 出始めの頃、
こんなコマーシャル映像をやったなぁ。


実は、この作品に出てくる 寺島進さんは
上下真っ白のスーツではない。
のだが・・
白の着はじめなのかな・・っと。思うので 載せて見た。

真っ白な硬い材質の上着を かっしりと、
赤のプリントシャツの上に着ているのだ。
しかし なぜかズボンは真っ黒。

やっぱりまだまだ 下っ端ヤクザさんは
雑用もこなすし、ぱしりもするしってな具合で、
汚れやすいズボンは 履いては居られないのかもしれない。

しかし、ベルトは白のエナメルベルトを着用している。
寺島進さんって エナメルのベルトがお好きなようで、
このあとの作品でも 
眼の覚めるような黄色の エナメルベルトを締めている。
ヤクザさんとしては 光物でまとめていないと 駄目なのかしらね?
ふむ。

しかも、シャボン玉の時には
シャツはシルクのピカピカ艶のある 光る素材の薄紫で、
そこにカラーバリエーションよろしく 
キレイな黄色の鮮やかなネクタイ、
黄色のエナメルのベルト、まっききの靴下、
スーツは真っ黒と こんな具合だ。

だが、これがまた、
とても良く似合っていて ステキだったのだ。

と、
関係のないほうの作品の 洋服のことまで 及んでしまったが、
とんぼの方では
まだまだ 体格が良すぎて、少し ムキムキマン風だ。

だから、せっかくのお洒落も 
ちょっとばかり その体格が 邪魔をしてしまっている。
スマートに キザで粋に見えないのだ。
すこーし ダサダサに見えてしまう。

余計なお世話か・・・あはははは。

     
この胸のときめきを   1988年 和泉聖治監督 その2



流れる曲は プレスリー。

私の友人にも プレスリーの好きな友人がいた。
私といえば、 高校生の頃は、ウォーカー・ブラザースの
『イン・マイ・ルーム』にはまっていたな。

モンキーズのファンも多くいたなあ。。
ちょっと ちょっと、そんな遠い高校生時代をも、
思い出してしまったわ。 
本当に遠い昔・・・
スパイダースに テンプタース、 タイガースに オックス。
そんな時代を。      (笑)

さてさて、
我らが寺島進さんは、と いうと、
京都の地元の不良グループの リーダー?的存在らしい、
が、なぜか 和扇子を持って
パタパタパタと 仰ぎながら絡んでくる。

頭は金茶の ひさしの大きい リーゼント。
あれだけ 水の中でアクションをしても 崩れないってことは
かなり 固めてあったんだろうな。。あのひさし。。

四条大橋の橋の下、今もある店の 鴨川の納涼床も 後ろに見えて
くんずほぐれつ、 鴨川の中を 暴れまわります。
びしゃびしゃになりながら、
川の中で もみくちゃになりつつ 転げまわります。

橋げたのコンクリートにも 頭をぶつけられて
なかなか 迫力ある乱闘シーンです。

たくし上げた ぴちぴちのTシャツ姿も
鍛え上げられた筋肉で盛り上がり 今よりも胸板も厚いくらい、
重たそうな 力強さが盛り上がっています。
ちょうど とんぼの時も こんなくらいの肉付きでしたよね。

なぜか 学生さんの役柄なのに、学生ズボンのみで
上に 学ランは羽織っておりません。
学ラン姿、見たかったなあ。。
短ランは so whatであったから ぜひ長ランを着ていてほしかった。
残念です。

この地元の不良グループが 修学旅行のグループとからむときに
寺島進さんの ドアップがあります。
「どこ 見とんねん? あぁ?」って。 

ファブリーズの今のCMで 口をあけて寝ている への字口、
まんまの顔をしていますよ。

あ。。あ。そういえば、
ちょうどこの頃かな・・
友人が 法隆寺の金細工の透かし彫りの 複製をたのまれて
京都で製作していたこともあり、
10年に及ぶ長い滞在で 緻密な複製品を国からの依頼で
寺町に滞在して 造っていた。

今はそれも立派に出来上がり
東京は上野の正倉院館の 入り口を入ってすぐに
天井から 数メートルの長さで 垂れ下がっている
金の透かし彫りの細工飾りだ。
ぜひ 行かれたら見てあげて欲しいと思います。
が。
その友人に会いに 毎週京都に遊びに行っていた頃を
想い出した。

保津川下りに、清水さんに 渡月橋、
川原町に 木屋町、辰巳神社前、
先斗町奥の 川沿いの公園での 乱闘シーン、
女の子ふたりがまっているシーンは
三条木屋町角の 橋の下のビル、
このビルがオープンしたときに ちょうど私は居たな。
そんなこんなを 思い出し
このあいだ 通ったときには なかったなあ。。

移り変わりは 寂しいもの。
ケントス・・
よく遊びに行ったな。。

なんとも 可愛らしい 寺島進さんと
その他の俳優さんたち、
本当に ういういしく かわいいお顔です。

ウチくるに出ていた 二家本辰巳さんも
田中邦衛さんと 日本橋の上で立会いをするシーンで
若侍になって 出演されていた。
なんと お若い。

そういえば、このごろは言わなくなった
擬闘・・のところに お名前が載っていた。

なんとも 私には 新たな発見のある 映画でした。
嬉しさ満載です。

余談ながら、
今放映されている 映画 『相棒』の監督さんが
撮影されております。
このころ 『恋子の毎日』も この方の撮影でしたね。
ぜひぜひどうぞ。
お勧めです。

     
この胸のときめきを   1988年 和泉聖治監督 その1


この間の 『鯨とメダカ』を見たせいか、
田中邦衛さんが とても懐かしく思えて、
ふと この作品が見たくなった。

寺島進さんを・・と いうよりも 正直
田中邦衛さんを 見たかったといったほうが
いいかもしれない。

若大将シリーズの時も そうだったし、
娘さんが 静岡のテレビ局のアナウンサーを
していたこともあって
なんとなく 近しい気持ちで見てしまう俳優さんだ。

この方も 青大将の頃から 変わらぬ輝きを
持ち続けている俳優さんの 一人だと思う。

まったく気がつかなかったのだが、なんと
宇崎竜童さんが 助監督役で 出ている。
この方も ”鼓動”などの コンサートに行ったことが
懐かしい。
あの頃はなぜか 神社仏閣でコンサートを開かれていた。

浜松にある秋葉神社や 身延山でも コンサートが毎年
行われていた時期もあったし、
清水の港祭りにも 数回 いらしていたなあ。
ビンビン!と 身体中を駆け抜ける
和太鼓の音が いまだに忘れられない。

と。。また脱線。 (笑)

古い映画を見ると、
想い出が 満載で、
あれも、これもと 覚えておきたいことばかりが、
浮かんでは 消え、
いそいで 書き留めておかないと
すぐ 忘却してしまうのだ。

哀しいかな・・
この頃記憶力が、
曖昧になりつつある。

田中邦衛さんは 福本清三さんを模したような役どころなのか、
切られ役 殴られ役の 大部屋俳優の役で、
矢崎誠治と役柄で、せいさんと 呼ばれている。

主人公 矢崎めろんの お父さん役である。

この作品は 初々しい 青春の1ページ。
思春期の恋心と エネルギーのありあまってる 友人たち。
ちょっと ドタバタ風でもあるが、
話の内容は とても しっかりとしている。

私には とても 好きな作品のひとつだな。

田中邦衛さんの 京都太秦での撮影シーンも面白い。
室田日出男さんが 監督さん役だ。
大部屋俳優同士の いびりなども 少し描かれていたり、
長まわしで ワンシーンワンカットでの 撮影風景なども
少し 描かれている。
なんとも 見ていると つかこうへいの映画を思い出した。

ほとんどが 殴られて すぐに殺されてしまう役どころしか
もらえない 大部屋俳優の役者、矢嶋誠治。

田吾作でも、与太郎でもいいから 
1度でも 名前をもらいたいと いつも願っている。
一行でも せりふがあれば、
名前が、その登場人物に 名前がつくのだ。

今まで 名前のついた 登場人物を演じたことがない
父親の 見果てぬ夢である。
通行人Aとか Bではない、
名前のある役を やってみたいという
そんな父親を いつも見ている娘のメロン。

彼女の多感な目は 
その友人の恋の行方と、
その時期に ちょうど修学旅行で 京都を訪れている
仙台と鹿児島の高校生たちとも 偶然によってからみあうことで
いろいろな 物語が織り込まれていく。

作家志望の 彼女の眼をとおしての
恋あり 冒険ありの 物語である。

哀川翔さんも メロンの親友が 憧れ恋をする
かっこいい先輩役で 登場している。
大型バイクをのりまわし、 なかなかさまになっている。

そういえば 出演者のめんめんが、みな
若いこと、 若いこと、
そして みなういういしく 可愛らしいのだ。

     

帝都物語     1988年 1月


キャッチボール屋のトークショーにて
昔 帝都物語で実相寺昭雄監督に
「まあ・・おまえ 寺島 身体小さいから 代わりに走ってくれって」
頼まれて吹き替えで走ったという話をしたと言う。。
私は行けなかったので 寺島進さん友達に後日聞いた。

将門の巫女である辰宮恵子役 原田美恵子さんの代役で
白装束に緋色の袴を着けた姿で 白馬にまたがり 
右手に槍を持ち 左手一本で手綱さばきをして かつらをつけ
夜の東京の街を 馬でばーーーと 颯爽と駆け抜けるシーンがあるが
どうもこれが そうらしい。

へええ・・・となつかしいやら・・・

この映画は 娘が好きで 4回くらい 映画館に見に行った。
娘は好きな映画があると 凝るタイプで インディペンデンスデイなどは
なんと親子して16回も見に行った。
映画館が近いからいいようなものだが・・これが遠かったらたまったもんじゃない。
この頃は こういうまがまがしい題材のものが はやっていた。
原作も 賞をとっていて 私も読んだ。
阿部清明とか・・将門の怨霊のものとか・宇宙の侵略ものとか・・
しかも この映画を見終わった後 触発された娘にせがまれて 京都西陣まで
阿部清明神社と 梅の小路機関車館に 数回通ったことも 思い出した。
その時は 小さな寂れた感のする変哲もない神社だったのだが 
3年前に行った時には なんともはや 近代化したというか
お金があるというか・・絵巻物まで展示されていて 様子が一変していた。
真新しい 新築の大きな神社に早変わりしていて 入口やあちこち 狭い境内に3か所 
土産物屋ができていて ありとあらゆる清明グッズを売っていた。
風水と微妙にマッチしていて お金がはいる黄色の清明さんハンカチから 鈴まであった。
恋の成就には ピンク色と・・各色あり カラフルに売っていた。 〈笑〉
ここまでやるか?? 商魂のたくましさに おそれいる。

この映画も今見ると なんとお金のかかっていることか・・
あちこちと 細かいところにまで 気を使って作られている。
配役もすごい。
勝新太郎に 玉三郎・・高橋幸次もでている。
なかなか個性的な大御所がづらり・・・宍戸錠 平幹次郎 西村昇もいる。
色のない世界ながら・・十二分に楽しめると思う。

あと一か所 出店がいっぱい並んだ道を 歩く場面があるが
そこで でんでん太鼓を左側で売っているのも 寺島さんだ。
でんでん〜〜


余談
この実相寺昭雄監督の所に ちわわの友人がアルバイトで勤めていた。
監督さんが死んだ時 寺島さんと一緒に 受付をしたのだという。
痩せていて まじめで すごく良く働く人だっと褒めていた。
残念ながら彼女は韓国スターのファンだったので 寺島さんに興味がなかったらしい。
監督の所に しょっちゅう遊びに来ていたと言う頃 もっと早くに
カミングアウトしていたら・・と今は悔やまれてならない。

ひとりごと・・

ちわわん☆にゃあ

Author:ちわわん☆にゃあ
徒然なるままに・・・
見たまま 感じたままを覚書しておこう・・
自分のために・・

バレンタインを記念して ためていたものを 書き始めました。
寺島さん つながりで知り合った多くの友人に感謝いたします。
ありがとう〜の言葉にのせて。☆

(見てない方はお気を付けください。内容が書かれております。)

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