偲ぶ想いと・・・新たなる出発と想い出を。

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ひとりごと・・

ちわわん

Author:ちわわん
知り合った多くの友人たちに。
感謝をこめて。

↑写真はぷりんちゃん15歳6ヶ月と20日(2015年6月20日没)と
3年前に5月7日に17歳で亡くなったその母ムーバです。

静岡市在住の。
ご近所の犬ともだちさんへ。
ありがとうの言葉を添えて☆

長い犬人生と映画など色々。
20年程前のホームページも合体しました。
これからもよろしくお願いいたします。


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『ブロークバック・マウンテン』 その2 アン・リー監督の言葉。
ふたり

私が最も惹かれたのは作品の概念だ。
実存主義的で愛の幻想が描かれている。
ブロークバック・マウンテンで二人は関係を結ぶ。
ケンカ別れしてしまうが・・若い二人にはそれが愛だとわからない。
その後二人は20年間にわたって・・”あれは何だったのか”と考え続ける。
一人が死んでしまった後やっと・・
もう一人が”あれは愛だった”と気づく。
だが”時すでに遅し”だ。
悲しい結末だが
いつまでも心に残る物語だ。

原作は非常に短いが
”西部の男同士”の純粋な”ラブ・ストーリー”だ。

異なる二つの要素が混在している。
その組み合わせに惹かれたんだと思う。。
と。アン・リー監督さんは述べている。

監督と
(故ヒース・レジャーとアン・リー監督)

ヒース

ヒースは西部の男にぴったりだ。
寡黙で保守的なタフガイという感じで
同時に傷つきやすく繊細なところもある
憂鬱な雰囲気があってまさに西部の男だ。

ヒース

カウボーイの身のこなしも板についていて
”伝説の西部”という感じだ。
彼しか考えられない。

ジェイク

ジェイクはロマンチックなところがある
二人は正反対だから一緒に居ると映える。

二人

お似合いのカップルだ。

理想的な化学反応を引き起こしてくれた。

一方は何事にも保守的な態度を取るが
もう一方は楽観的なロマンチストだ。

★演技指導について・・

監督はデティールにこだわるため
出演者は時代背景を勉強させられた。
主役の二人は牧場生活を体験し
カウボーイキャンプに数ヶ月入った。
それは本物のカウボーイになって欲しかったからだという。

ヒース

ぼくらはプロの俳優だ。親密さを表現したかった。
ラブシーンを演じるのは緊張するもんだよ。
相手が男でも女でもね。

ラブシーン

ラブ・シーンは一秒ごとに振り付けされていたんだ。
”まず 僕を壁に押し付けろ”
”次は僕が押し付ける”
本物に見えるか心配だったけど 最善は尽くしたよ。

二人は勇敢だった。
役に没頭して同性愛者になりきった。

監督さん

この映画はラブ・ストーリーだ。
特定のテーマを挙げるのは難しいが・・
”後悔するな”ということがテーマのひとつだ。

大切なものを逃さず自分に素直になれば
ためらったり我慢することで周りの人を犠牲にしなくて済む。
それがテーマの一つだが他にもある。

愛・・または愛の幻想を求めることだ。
異性愛でも同性愛でも 愛に変わりは無い。
人は愛する相手を求めている。
愛する相手との絆を求めているんだ。
様々な愛の形を描いた映画だ。

愛の良い面と悪い面 葛藤も描かれている。
その中で真の愛とは何かを問いかけている。
様々な相反する要素が混在しているが
テーマとなっているのは普遍的なものだと思う。
だが普遍的な真理は理解しにくいものだ。
それが私の考えているテーマかもしれない
わかった振りは良くない。
無理やり何かに分類するのもだ。

愛と向き合うときはただ感じればいいんだ。
答えが出なくても努力は必要だ。

アンリー監督

・・・メッセージとして・・・

これは愛の幻想に触れようとした二人の男の物語です。
この作品を観たいと思ってもらえればとても光栄に思います。
この物語は答えではなくて 皆さんへの問いかけです。
自分なりのラブストーリーを作り上げてください。
”楽しむ”という言葉は適切じゃないかもしれませんが
好きになってほしいです。

ヒース
ヒースとアン・リー監督。

合間のふたり
撮影の合間の歓談風景。

ヒース
28歳の若すぎる死が残念だ。

ゲイかストレートかなんてことは関係ない。
悲しい愛の物語だ。
ラブ・ストーリーなのだ。。

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『ブロークバック・マウンテン』2005年 アン・リー監督。
あいつは俺の友達だった
あいつは俺の友達だった

あいつのことを想うたびに
涙がとまらなくなる
あいつはー
俺の友達だったから

あいつは道端で死んだ
あいつは道端で死んだ

いつも旅を続けていた
求めるものが得られるずに
あいつは俺の友達だった

俺は人知れず 涙に暮れた
俺は人知れず 涙に暮れた

いつだって 俺は金がなくて
いつも心が 満たされなかった

でも あいつは 俺の友達だった

あいつは 俺の友達だった
あいつは 俺の友達だった

あいつの名前を耳にするたび
涙がとまらなくなる
あいつだけが 俺の友達だった

ふたり

これ・・覚えている人は覚えているのでは?

『ブロークバックマウンテン』のエンドロールで流れる曲の歌詞である。

最後のシーンを観たあとで この歌を聴いていると。
切なすぎて涙がとまらなくなる。

何回観ても。圧巻のシーンである。

I swear JACK・・・なんとも堪らない台詞である。

当然これから死ぬまでの一生を
死んでしまった彼に捧げることを誓った言葉である。

ふたり

自分がブロークバックマウンテンの山に
置き忘れてきてしまったと思いこんでいたシャツを
死んだジャックが黙って持ち帰り大切にしまっていた。

シャツ

それには血が付いていて。。
ブロークバックマウンテンでの別れの日に
最後に二人が殴りあった時のものだった。

シャツ

イニスのシャツの上に。
ジャックがやはりその時に着ていた自分のダンガリーシャツを重ねていた。

シャツ

しまい込まれていたのはジャックの実家の彼の部屋だった。

ジャックの母親はそれと察して
イニスにこの遺品を持って行って欲しかったのだ。

涙

彼はこの土地で
イニスといつか牧場を持ちたいと願っていた。
かなわぬ夢ではと解りきってはいたのだが。。
その夢を語り描くことによって
自分たちの変わらぬ愛と。
変わらぬ状況を打開してみたかったことだろう。

20年もの年月が流れてゆく日々を・・
ジャックは現実の重みとしがらみに耐えかねていたのだった。

イニス

今度はイニスがジャックを包み込んでいるかのごとくに
イニスのシャツの下にジャックのシャツが重なってしまわれている。
ブロークバックマウンテンの絵葉書と共に。

景色

ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞。
ゴールデングローブ賞では、
作品賞、監督賞、脚本賞、主題歌賞の4部門を受賞。
アカデミー賞では8部門にノミネート。
監督賞、脚色賞、主題歌賞の3部門を受賞したが
監督のアン・リーは
アカデミー賞自体が保守的なために作品賞の受賞を逃したものと考え、
アカデミー賞批判のコメントを残している。

多くの非難と批判を受け
バッシングされながらも
多くの人々に胸を掻き毟るような切なさと哀愁を
そして熱い感動を巻き起こし強く印象付けた作品だ。

ジャック

ジャックは映画を観た人たちの多くの解釈では
同性愛を嫌った人たちに
殺されてしまったのではなかろうかとされてはいるが
けれども私には どうにもそうは考えられずにいる。

ジャックは嫉妬によって、
今の恋人自身か、またはその関係者にでも
殺されてしまったのではないかとも思えたのだ。

結局はジャック自身がイニスに語っているように
イニスが無性に恋しくなって
彼の元に会いに来てしまうジャックに対して
今の恋人も本気だったとしたら・・

そんな風にも思えたものだった。

ジャック

結局ジャックは新しい恋人とも 
今の妻ラリーンとの結婚生活と同じように
長続きすることは出来なかったのではなかろうかと。
たとえ、今の恋人と数年間は一緒に暮らせたとしても・・ 
やっぱり
結局はイニスの元に戻ってきてしまったのではないだろうか。
私にはそんな風にも思えたのだ。

イニス

別れられるものならばと思いつつも結局は恋しくてならなくなり
自分からジャックに葉書を出してしまったイニス。
彼もまた別れられたらどんなにか楽になるだろうと言いつつも
ジャックと別れることができなかったのだ。

ブローク

だがしかし。これって1960年代から1980年代の話でしょう?。
そんな昔の話ではなかったのに。。
こんなにも西部は閉鎖的だったのか。

アメリカは自由の国。
なにもかもが進歩的な国であったはずなのに・・・
どっこい田舎暮らしでの本質は違ったようだった。

まあ。その昔に、
私の従兄弟なんぞもアメリカに留学した時代には
まだまだバスも別々の黒人差別社会だったそうだしなあ。

やっぱり片田舎では偏見や悪意が根付いていたことなのだろう。
今ですら現実に自分の身内に起きたことならば
躊躇してしまう家族は多かろう。

景色

アン・リー監督さん。
この方の撮る映画にはいつも泣かされる。

もうだいぶ昔に観た『ウエディング・バンケット』
この作品も素晴らしく最後に父親が羽ばたく鶴のごとくに
片足をあげて両手を広げ・・
太極拳のようなポーズをとるのが印象的だった映画だ。

そしてもう一つの映画『いつか晴れた日に』
この映画も終盤で感激してしまい泣いた映画だった。
歳の離れた大佐役のアラン・リックマンが
傷ついた女性のケイト・ウインストレットに求婚する場面と
姉のエマ・トンプソンの所にヒュー・グラントが訪ねてくる所など
感動のハッピーエンドだったけれど。

それに比べて・・
こちらの作品は。。。切なすぎるねぇ。。。(大泣)

ハーモニカ

私はこのハーモニカのシーンが好きだなあ。

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『ウエディング・バンケット』 1993年 アン・リー監督
『ウエディング・バンケット』 1993年 アン・リー監督


いくつになっても親は親
子供の事が かわいくてしょうがないのだ。
愛情表現の有無、その他、いろいろあるにしろ
子供の可愛くない親は居ない。

子供の事が 頭から
すっかりと無くなるなどと言うことは
ありえない。
しかし。
えてして、子供の方はどうだろう?
いろんなことに 思い当たり、気づき、
いろんなことが わかってくる頃には、
自分自身も 親の年齢になっている。
そんなものだ。

『ハッシュ!』を見たときに
この映画を 真っ先に思い出した。
第43回ベルリン国際映画祭(1993年)に
最高賞の金熊賞を取っている。
ゴールデングローブ賞 外国語映画賞
アカデミー外国語映画賞にも ノミネートされた。

見られた方も 多いことだろう。

物語の大筋としては
台湾人のウエイトンと アメリカ人のサイモンとの 
ゲイのカップルが アメリカマンハッタンで
幸せにつつましく暮らしている。

だが 本国に居る 彼の両親は その本質を知らない。
それで結婚を、孫を楽しみに 彼に催促してくる。

もうひとり グリーンカードの欲しい 画家の女性がいる。
それで 偽装結婚を思いつくのだが、
ひょっとしたことで 赤ちゃんも出来てしまう。

結局は 父親二人と女性と、そして子供。
3人で暮らすことを選択してゆく。

ここで描かれている 父親が素晴らしい。
何も言わない。何も見ていない。
そんな風にも見える 厳格な父親なのだが、
どうして、どうして、
粋な計らいが 最後に見える。

その父親の存在の 素晴らしさが 光る映画である。
よければぜひどうぞ。

ゲイの息子だったことに 気がついたときの
父親の微妙な 親心、
これが 秀玉です。

台湾に帰っていくときの、
最後のシーン。

父親が両手を大きく上げて
ゲートの検査を受けるところがあるが、

なにか、その姿が、
大きな大きな 翼を広げている
鶴の姿にも 見えるから 不思議だ。

鶴の舞、親鳥の愛、なにか
そういったものが ここで すべて見えるのだ。


このアン・リー監督の『いつか晴れた日に』
この映画もすばらしい。
ケイト・ブランシェット・・(タイタニックのヒロイン)
ヒュー・グラント・・(モーリス・ラブソングが出来るまで)
エマ・トンプソン アラン・リックマン
などの 豪華出演で 心に残る名作です。
こちらも よかったら ぜひどうぞ。


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